裏側矯正とは?
裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)に矯正装置を取り付けて歯並びを整える治療方法です。「リンガル矯正」「舌側矯正」とも呼ばれ、装置を表側ではなく裏側に装着するため、治療中でも装置がほとんど見えません。
笑ったときや会話中に矯正器具が見えにくいため、人前に出る機会が多い方・見た目を重視する方に特に人気 があります。装置の位置以外、歯を動かす仕組みや治療効果は表側矯正と基本的に同じで、正しく治療を行えば同等の効果が得られます。
ただし、歯の裏側に装置を取り付けるため高度な技術が必要で、対応可能な歯科医師が限られたり、治療費が一般的に割高になる傾向があります。
近年はブラケットの小型化・軽量化が進み、舌への違和感も従来より軽減されています。
「装置が見えにくい」という最大の利点から、大人の患者様を中心に選ばれている矯正方法です。
ハーフリンガル矯正とは?
ハーフリンガル矯正は、上の歯を裏側矯正、下の歯を表側矯正 にする組み合わせ治療です。
- 上の歯:笑ったときに見えやすい → 裏側で目立たないように
- 下の歯:唇に隠れて見えにくい → 表側装置で効率的かつ費用を抑える
という考え方で、見た目と治療効率のバランスを取った方法です。
ハーフリンガル矯正
のメリット
- 上だけ裏側矯正にすることで 目立ちにくくなる
- 下は表側矯正のため、完全な裏側矯正より費用を抑えられる
- 下顎は舌に触れないため、発音や違和感が軽減されやすい
- 「見た目の悩み」と「治療負担」の両方を考えたい方に選ばれています。
メリット&デメリット
◎ メリット
- 装置が歯の裏側にあるため、治療中でもほとんど見えない
- 見た目を気にせず、学校・仕事でも安心
- 表側にブラケットを付けないため、治療後に表面のホワイトスポットが出にくい
✕ デメリット
- 舌が装置に触れるため、発音しづらさ・舌の痛みが出ることがある
- 裏側は磨き残しが起こりやすいため、虫歯・歯周病予防に丁寧なケアが必須
- 高度な技術が必要なため、治療費が高くなる傾向
- 対応できる歯科医師・医院が限られる
当院の治療方針
裏側矯正では、精密な治療計画と高い技術力が求められます。当院では以下の点にこだわり、治療の質を高めています。
精密な装置設計
裏側は見えにくいため、ブラケットの位置を模型やコンピューターシミュレーションで正確に設計します。
適切な位置に装置を装着することで、効率的かつ快適な治療につながります。
分かりやすい治療説明
裏側は患者さん自身では見えづらいため、診察時に
- 歯の動き
- 治療の進行状況
- 問題点の有無
を丁寧にお伝えすることを大切にしています。
不快感への配慮
舌に当たる痛みや発音の違和感がある場合、
- 保護ワックスの使用
- 調整ポイントの改善
など個別に対応します。
清掃サポート
歯の裏側は汚れが溜まりやすいため、
- 専用ブラシ
- デンタルフロス
- 磨き方の指導
などを行い、虫歯・歯ぐきトラブルを防ぐサポートを徹底しています。
よくある質問
裏側矯正は誰でもできますか?
多くの症例で可能ですが、歯の大きさや噛み合わせによっては裏側に装置を付けられない場合もあります。診察で適応を判断いたします。
発音しづらさ・舌の痛みはありますか?
治療開始後しばらくは、舌が装置に当たることで違和感や発音のしにくさが出る場合があります。多くの方は、数週間で慣れて軽減します。必要に応じて保護ワックスなどで対処します。
裏側矯正は治療期間が長くなりますか?
基本的には表側矯正と大きく変わりません。
ただし、噛み合わせや治療計画によって個人差がありますので、詳しくは診察時にご説明します。
裏側矯正の費用はどれくらい?
特殊な装置と技術を必要とするため、一般的に表側矯正より費用は高くなります。
費用は治療内容によって異なるため、カウンセリング時に詳しくご説明いたします。